マネーフォワード クラウド勤怠使い方ガイド

有給休暇管理簿について

概要

「有給休暇管理簿」の画面について説明いたします。
有給休暇の付与や取得の状況、取得義務のある有給休暇の日数や取得するべき義務期間を一覧で確認できます。

対象ユーザー

マネーフォワード クラウド勤怠をご利用中のお客さま

対象ページ

上長メニュー>分析レポート>有給休暇管理簿

目次

有給休暇管理簿の操作方法について

上長メニュー>分析レポート>「有給休暇管理簿」をクリックします。

「更新」ボタンをクリックすると、「有休取得義務」の情報が最新の状態に更新されます。

なお、有給休暇管理簿のページへは、「全権管理者メニュー」>「従業員」>「休暇管理」>「有給休暇管理簿」をクリックすることでも遷移できます。

有給休暇管理簿に表示される従業員の並び順は以下となります。
※任意の順番に従業員を並び替える機能はございません。

  1. 有給取得期限が迫ってる順
  2. 要取得残日数が多い順

有給休暇管理簿の各項目について

項目名説明
①付与日有給休暇が付与された日
②日数付与された有給休暇の日数
③失効日付与日に表示されている有給休暇の失効日
④有休/時間休取得日取得した有給休暇の取得日            
⑤合計取得した有給休暇の合計日数
⑥取得義務期間有給休暇の取得義務の履行期間
⑦要取得日数取得義務期間内に取得するべき有給休暇数
⑧取得日数取得義務期間内に取得した有給休暇数
⑨対象取得日取得義務期間内に取得した有給休暇の取得日
⑩要取得残数「要取得日」から「取得日数」を差し引いた日数

【集計例】取得義務期間と要取得日数について

有給休暇管理簿では、有給休暇の付与状況によって「取得義務期間」と「要取得日数」が表示されます。
ここでは、取得義務期間と要取得日数の表示例をご紹介します。

<例1>入社半年目と入社1.5年目に付与する場合

・入社日:2019/4/1
・入社0.5年目:2019/10/1・・・10日付与
・入社1.5年目:2020/10/1・・・11日付与

①2019/10/1の10日付与により、取得義務期間(2019/10/01~2020/09/30)が発生します。
要取得日数は5.0日です。

②2020/10/1の11日付与により、取得義務期間(2020/10/01~2021/09/30)が発生します。
要取得日数は5.0日です。

<例2>入社半年目に付与し、翌年は全社的に4月1日に付与する場合

・入社日:2019/4/1
・入社0.5年目:2019/10/1・・・10日付与
・入社1.0年目:2020/4/1・・・11日付与

①2019/10/1の10日付与により、取得義務期間(2019/10/01~2020/09/30)が発生します。
要取得日数は5.0日です。

②2020/4/1の11日付与により、取得義務期間(2019/10/1~2021/3/31)が発生します。
要取得日数は7.5日です。

【ポイント】
入社した年と翌年の有給休暇の付与日が異なるために、取得義務期間が重複する場合があります。
期間が重複した場合は、前の期間の始期から後の期間の終期までが取得義務期間となり、期間の長さに応じた日数(比例按分した日数)が要取得日数となります。

①2019/10/1・・・10日付与 取得義務期間:2019/10/01~2020/09/30
②2020/4/1・・・11日付与 取得義務期間:2020/04/01~2021/3/31

上記の場合は、①の始期から②の終期までの期間(2019/10/1~2021/3/31)が取得義務期間となります。
また、期間の長さに応じて比例按分された7.5日が要取得日数となります。

制度の詳細については、厚生労働省が作成したこちらの資料をご参照ください。

【集計例】取得した有給休暇の表示について

有給休暇管理簿では、有給休暇の取得状況を確認することができます。
ここでは、有給休暇を取得した場合の表示例を紹介します。

<例1>有給休暇を取得した場合

有給休暇を取得すると、「有休/時間休取得日」の欄に日付が表示されます。
そのうち、取得義務期間に取得した有給休暇は「対象取得日」欄にも日付が表示されます。

<例2>取得義務期間の開始前に有給休暇を取得した場合

取得義務期間の開始前に有給休暇を取得すると、「対象取得日」欄に日付は表示されません。
なお、「要取得日数」については、開始前に取得した有給休暇の日数も差し引かれます。

  • 有給休暇を取得する前
    要取得日数は5.0日と表示されています。
  • 有給休暇を1日取得した後
    「有休/時間休取得日」に日付が表示されますが、取得義務期間開始前のため、「対象取得日」に日付は表示されません。
    「要取得日数」は5.0日から4.0日になります。

<例3>取得義務期間前・取得義務期間中の両方で有給休暇を取得した場合

「有休/時間休取得日」には取得義務期間前・取得義務期間中の両方の日付が表示され、「対象取得日」には取得義務期間中に取得した日付のみ表示されます。

<例4>時間単位の有給休暇を取得した場合

時間単位の有給休暇は、「有休/時間休取得日」や「対象取得日」に日付が表示されますが、「現取得日数」にはカウントされません。
取得義務期間中の取得対象となるのは、全休または半休(午前休・午後休)のみです。

更新日:2024年02月09日

※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。

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