マネーフォワード クラウド確定申告確定申告ガイド

決算書の金額が合わないときの確認方法

収入・所得の計算方法と、作成した決算書の金額確認方法についてご案内します。

目次

1.項目と金額をチェックしましょう(決算書)
2.項目と金額をチェックしましょう(残高試算表)
3.項目と金額をチェックしましょう(推移表)
4.項目と金額をチェックしましょう(前期比較)
5.項目と金額をチェックしましょう(総勘定元帳・補助元帳)
6.仕訳帳の重複チェック機能の活用
7.各口座の預金の残高と、現金出納帳の金額が一致しているかを確認しましょう
8.源泉徴収税額が支払調書と合致しているかを確認しましょう


損益計算書・貸借対照表をチェックする

1.項目と金額をチェックしましょう(決算書)

確認・提出

まずは、確定申告書作成ページの「確認・提出」で、決算書を出力してみましょう。
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損益計算書、貸借対照表で違和感がないか、前年と資料と比較するなどし、チェックします。

特に、現金、普通預金、売掛金にマイナスがある場合、通常マイナスにはならないため、誤りの可能性があります。

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2.項目と金額をチェックしましょう(残高試算表)

残高試算表(貸借対照表・損益計算書)

確認が必要な箇所があった場合、「残高試算表」でチェックするのが効果的です。
決算書の金額をそのまま確認が可能です。

項目ごとに確認し、必要に応じ勘定科目名をクリックすると、詳細が表示されます。

また、不動産所得と営業所得は、下記の画像のように、同一の残高試算表に表示されます。

3.項目と金額をチェックしましょう(推移表)

推移表(貸借対照表・損益計算書)

「推移表」の帳簿を参照すると、月次、四半期、半期、年次の金額がチェックできます。
月ごとの金額に誤りがないか調べることで、「残高試算表」よりも細かくチェックできます。

4.項目と金額をチェックしましょう(前期比較)

前期比較(貸借対照表・損益計算書)

マネーフォワード クラウドに昨年のデータがある場合には、昨年の申告内容と比較することも効果的です。

5.項目と金額をチェックしましょう(総勘定元帳・補助元帳)

総勘定元帳
補助元帳

より細かい勘定科目の確認には、「総勘定元帳」や「補助元帳」を用います。

先ほどの「推移表(総勘定元帳)」に他の月が5,000円なのに、その2倍の10,000円が計上されている箇所がありました。
そこで、[荷造運賃]を押します。

「総勘定元帳」が表示され、5月が二重計上されていることが確認できました。

6.仕訳帳の重複チェック機能の活用

仕訳帳

「仕訳帳」には、重複チェック機能があります。

こちらも確認のために有用です。

今回の二重計上もチェック結果に表示されていました。

7.各口座の預金の残高と、現金出納帳の金額が一致しているかを確認しましょう

開始残高が入力され、仕訳が入力されている場合、通帳の12月31日時点の残高と「現預金出納帳」の残高が同額になります。
もし、同額にならなかった場合には、検索対象の月数を狭めるなどして、誤った仕訳登録がないかを確認してください。

入力が正しい場合、A銀行の残高も7,430,000円になります。

8.源泉徴収税額が支払調書と合致しているかを確認しましょう

売上の入金があった際に源泉徴収があった場合、勘定科目:事業主貸、補助科目:源泉徴収税で仕訳を登録します。

補助元帳」でこの補助科目を検索し、手元にある支払調書の源泉徴収税額合計額と同額かを確認しましょう。
同額でない場合、入力ミスや支払調書の受領漏れなどが考えられます。

入力が正しい場合、手元の支払調書と申告書の所得の内訳が600,000円になります。

また、申告書2表の「所得の内訳」欄の営業所得の源泉徴収税額とも、通常は同額となります。

 

源泉徴収税額を考慮せずに入金額を売上計上していた場合には、それぞれの仕訳を源泉徴収分を含む金額で売上を計上し直してください。

5ステップ05

操作でご不明点がある場合には

操作の不明点については、弊社コンタクトセンターまでお問い合わせください。

仕訳内容などの経理業務に関するご相談や、申告方法・申告内容などの税務に関するご相談はサポートの対象外です。
経理業務や税務に関するご質問につきましては、税理士などの専門家や税務署へご相談ください。

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ご要望に応じて税理士をご紹介しますので、以下のページよりお申し込みください。
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更新日:2024年02月08日

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